2.平民から大富豪

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「絶対ないから死んでもないから地球が終わってもないから」 あたしは優衣歌を睨み付けた。 すると、優衣歌が再び爆笑しだした。 「完全否定~?ははっ!ってか睨んでも全然怖くないし!はぁ~お腹痛い」 「ぬぬぬっ…」 ――キーンコーン… ガラガラっ… 優衣歌に腹を立てている時、丁度鐘が鳴った。 「はい、皆席に着け~」 それとほぼ同時に教室のドアが開いて 担任のたっちゃんこと植木 辰磨先生が教室に入ってきた。 一瞬にして静まり返る教室。 優衣歌もいつの間にか自分の席に腰を下ろしていた。
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