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空也は、しばらくぼんやりと月を眺めていたが、ゆっくりと、動き出し、寮に転移して、戻った。
軽く夕食を済ませ、入浴の後、学園長に貰った魔法書を開いて、眼を通した。
明日からの学園生活に必要不可欠だと思ったからだ。
自分が今まで、使ってきた魔法は、現代では、禁忌とされる古代魔法に分類されているなんて・・・・・・・思わなかったからだ。
「なんで、禁忌なんかにされたんでしょう・・・・・効果が高いからですかね。危険?そう思ったんでしょうね。きっと。」
哀しそうに、空也は呟いた。
大きく息を吐いて、空也は、全ての魔法書や教科書に眼を通した。
明日、困らない為に・・・・・・
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