メイド・イン・スクール

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「おはようございます若、朝食ができました」 「爺、おはよう」 着替えて朝食をとる。 母さんや父さんは仕事の都合で今家にいない。 でも朝食は寂しくない。 僕の要望で朝食は一部の使用人が一緒にとる。 そして・・・ 「翔様~、はいあ~んしてください。え?口移しがいいだなんてそんな・・・//」 こいつがいる。 あ~んとかいいながらサバイバルナイフにハムをさして口にいれようとしてくる。 僕ももう高校二年生、そういう行為は恥ずかしい。 たとえサバイバルナイフだったとしても・・・ 「いいよ、自分で食べるから・・・」 僕は狂さんの妨害をスルーしながら朝食を完食した。 そして登校。 玄関にて、 「翔様、お忘れものでございます」 「え?」 いや、そんなものはないはずだ。 ハンカチもポケットティッシュも弁当も持った。 「僕何か忘れてる?」 「いってきますのチューを//」 「忘れものないね。いってきまーす」 「若!忘れものですぞ!」 「え?」 「爺とのいってきますのチュー「いってきま~す」
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