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こいつとは幼い頃から色々修行を共にして来た仲だ。
昔から手合わせの相手はこいつだった。
そんな昔から私を見ている舞が言うのだ。
間違いなく鈍っているのだろう。
「よって!今から腑抜けたアヤメちゃんを私が鍛え直すことにした!ゆくぞ!」
「くるな」
突然私に真正面から突撃してくる舞の顔面に蹴れをいれる。
バタンっ!とそのまま倒れる舞。
舞はすぐに体を起こすと、
「ぬははははは!やはり強いな!アヤメちゃんは!」
「ふん、本気のほの字も出してないくせに何を言ってる。まぁ、なまってるのは確かなんだが・・・。また今度手合わせ願おう」
「おうよ。私はいつでもうけて立つぞ。アヤメちゃんの頼みならいつでもなんでも」
「お前は昔と変わらないな・・・。早く私離れしろ」
「ぬははははは!それは無理な相談だ!私はアヤメちゃんが大好きだからな!」
「残念だが私にそういう趣味はないからな」
「無論、私にもないぞ」
そう、こいつは昔から友達が私しかいない。
私にもこいつしかいなかったが、ここに来て鷹野と出会い私の状況は色々変わって行った。
しかし、こいつは今も昔もこのままだ。
色々考え無ければならないとこではある。

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