大切な人

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日那汰『夏音ちゃんの声が聞こえたら来てみたら、響ちゃん、何か悩んでるみたいだね』 響『あっ、いぇ。平気ですよ、大丈夫です』 響は慌ててかぶりを振った。 夏音『でも、今までずぅっと私の悩みを聞いてくれてたんだし、少し話してよ。ねぇ、響』 夏音の言葉に日那汰も大きく頷く。 響『…』 まだまだ冷たい風がふく昼下がり。 大切な人を想う気持ちはみんな一緒だった。
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