欲求

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今宵は月が綺麗だ こんな夜は久しぶりだ 親「やっぱり…あんたと飲む酒は最高だ…元就」 元親はそういいながら酒を飲み進めてく 遠慮するなと我の器にも酒を注ぐ 親「こうやって…何度飲み交わしただろうな…」 就「さあな…しかし……もう随分飲み交わしたものよ」 親「なぁ…初めて一緒に飲んだこと…覚えてっか?」 就「…ああ」 親「3年くらい前か?」 就「もうそんなに経つか…」 元親とはもう3年か… あの頃はまだこんな関係では無かったがな 親「確か…俺が無理矢理だったけな!!」 就「フン…あの時は本当にいい迷惑であったわ!」 ハハハっと元親は笑う 親「けど……あん時は嬉しかったよ…一緒に酒飲んでくれて…」 就「………」 親「よく考えりゃ…あの時から始まったんだよな……一緒に飲んで…同盟組んで…恋仲になって…」 就「元親…」 親「元就…俺今すっげぇ幸せ!!」 フワッと元親に抱き寄せられた 親「元就…愛してる」 就「…我も…愛してる」 お互いの唇が吸い寄せられるように重なる チュッチュッと音を立てながら何度も重ねた 就「フ……ンッ…」 親「ハァ……元就……愛してる…愛してる」 就「元、親…我も……好いておる」 唇付けをしながら言葉を交わしたため、更に深さをます 舌を絡め合い、吸う 就「ハァ!!…ハァ…」 唇を離すと二人の銀糸が伸びる 再び抱きしめ合う 親「元就…」 就「………」 親「好きだ…」 就「………」 「元親………」 「抱いて」
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