5441人が本棚に入れています
本棚に追加
結局、バスルームから出て来るまで一時間待たされた。
リビングに入ってきたのを見て、髪を洗ったことに気付いた。
ホテル慣れしていないなとぼんやり思いながら、自分の部屋に入る。
メイド服は後ろを付いて来る。
「ベッドに」
挙動不審になりながらも、ベッドのはしにちょこんと座る。
俺がおもむろに服を脱ぐと、驚いたように体をびくつかせ、そっぽを向く。
「先に聞くけど、初めてか?」
「…ごめんなさい…」
「それでよく何でもします、なんて言ったな」
「ごめんなさい」
「止めたりしないからな」
むき出しの肩をつかむ。
覚悟を決めたように、ひとつ頷く。
肩からバスタオルへ手を滑らせる。
タオルが落ちて胸があらわになる直前、手で押さえた。
「あの…電気」
「消したらつまんないだろ」
ずっと俯いたまま。
…はぁ、めんどくせえ。
ふくらはぎをすくうように持ち上げ、ひっくり返す。
そのまま中央に転がし、はだけた胸に遠慮無く手を伸ばす。
右手で大きさを確かめ、左手は脇腹を撫で上げる。
刺激に弱いらしい。ぴくんぴくんと体が反応する。
弱いと言うより慣れていないのか。
最初のコメントを投稿しよう!