身勝手な夜

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そんなに大きく見えなかったが、実際に揉んでみるとかなり手に余る。 少し肋骨のういた胴はかなり華奢で、ウエストとあまり変わらない。 わずかな刺激で少し赤みが濃くなった胸の先を舌で弾く。 「きゃうっ」 拒絶に近い反応を見せる。 …白ける。 刺激を拒否しようとしているかのように、体を固くする。 顔を背け、きつく目を閉じ、ただ時間が過ぎるのを待っているだけ。 やっぱり処女はつまらない。かといってヤりまくりも引くが。 とにかく、つまらなくても引いても、ヤることはヤってしまおう。 裸で来いと言ったのに、ショーツをはいている。 下着の上から手で触れる。 案の定過剰な抵抗をしたが、構わず手を押さえる。 しばらく反応を見たが、変化は無い。 直接指で確かめたが、ようやく、といったところ。 俺もなかなか興奮しない。 「処女は濡れにくいんだよな」 諦めがちに裸に剥く。 腰を進めて密着する。 「このままですか?」 いよいよ体を固くさせる。 指でほぐしたほうがいいのは分かる。 「ゴムだったら明日買ってきてやる」 俺自身早く終わらせたかった。 無理やりこじ入れる。
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