第ニ狩『実戦』

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「クエスト中に目をつぶるなんてあなたそれでもハンターなの?」 全くその通りである。 ババコンガを華麗に倒したその女性は見たところキメラたちと変わらない年だ。 だが力量の差は歴然だった。 しかしいきなりケンカ腰でくるとは少し腹が立つ。 その通りなので反論はしないが。 「私はリンよ。あなたたちは?」 「僕、シュウタ!よろしく」 相変わらず元気だけはいい。 さっきの恐怖はどこいったんだと思うくらいの豹変ぶりだ。 「俺はキメラ。助けてくれてありがとう」 素直に礼を言った。 「ま、気をつけることね」 そう言い残し、彼女は去っていった。 倒れているババコンガを調べると、 尻尾に特産キノコが付いていた。 とりあえず特産キノコを一つ手に入れた。 残りの特産キノコは、ババコンガの巣らしき場所を発見し、そこで手に入れた。 今回、リンに助けられているのでクリアした気がしないが、 納品を終え、二人は馬車に乗り込んだ。
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