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馬車で移動すること約四時間。
キメラはアンドロメダに到着した。
ギンガ村よりも遥かに広く、街は活気が溢れていた。
ハンターも多く、商人までいる。
とりあえずこの街のギルドに登録しなければクエストを受注できないのでギルドに向かった。
「広いな…」
村との差が凄すぎてつい言葉が漏れる。
キメラはギルドに登録をし、クエストを確認した。
「クエストが多い…なんだこれは」
やはり村と比べてしまう。
しかし、いくら何でも量が多い。
何を受注しようか迷っていると、後ろから声をかけられた。
「どうしたんだ?探し物か?」
黒い服で身を纏った男がいた。
「いえ、村から出てきたばかりで…」
ん?この男、見たことあるような…
「なら俺と一緒にクエストをしないか?見たところ初めてではなさそうだからな。俺はダーク。よろしくな」
「ダーク!?」
つい声を張り上げてしまった。
ティガレックスを狩ったダークが今、目の前にいるなんて。
ダークは不思議そうにキメラを見ている。
「俺はキメラです。あの…お願いがあるんですけど…」
「何だ?」
キメラは思い切って言ってみた。
「弟子にしてください!」
「ああ、構わないよ」
案外あっさりした返事だった。
「じゃあ今からこれに行くか」
差し出された紙には、
『ディアブロスの討伐』と
書かれていた。
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