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ん…?
クエストがほとんどない…
クエストの少なさに驚いて
固まっていると、誰かがキメラの肩を軽く叩いた。
キメラが見ると、茶色い髪の元気そうな少年が笑って立っていた。
「クエスト少ないよな?良かったらこの少ないクエストを一緒にしないか?」
仲間に誘われているみたいだ。
「ああ、俺はキメラ。よろしくな」
「そうこなくっちゃ!僕はシュウタ!よろしくな」
早速仲間が出来た。お互い初心者と言うこともあり、まずはキノコ狩りをすることにした。
この人が村唯一のハンターなのだろうか…
そんな事を考えながらキメラは馬車に乗り込んだ。
シュウタも後に続く。
二人は採集クエストを受けたので、気楽に行けると考えていた。それがいけなかった。
初心者の油断ほど危ない物はない。
それをキメラたちは思い知らされる事になるのだった…
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