2008年11月

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11月3日 外泊最終日 彼を迎えに行き 少し出かけた。 彼の様子は何か違った。 お昼ご飯食べに行くとき 彼が発した言葉 『最後の晩餐』に ぞっとした。 そして、病院に戻ったが まだ帰らないでと言われ しばらく2人で 病院のベンチに座っていた。 時々彼は誰かと メェルをしていた。 秋風が寒く 落ち葉が渦を巻いていた そして、1人の 通院仲間が走ってきた。 アタシを挟んで3人で ベンチに座り 時々話、時々無言でいた。 一つ気づいたのは 彼のメェルの相手は アタシの横に座っている 通院仲間だった。。 そして面会時間が 終わり、 彼がキスをしてきた。 そして、通院仲間の所へ行き 握手を交わしていた。 友達は泣いていた。 泣いていた理由が 分からなかったが、 場の雰囲気から ただ事ぢゃないと 思い、彼に 『また会えるでしょ?』 と聞いた。 彼の答えは 『分からない』 だった。
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