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第二話勇者降臨
一番上の兄魔王メリディスが大魔王の所へと着いていた。
メリディス「お久しぶりです、父上。」
大魔王「うむ、息子よ久しぶりだな…何用で帰ってきたのだ？」
メリディス「実は…妹のアリスの件でお話が…」
大魔王「あぁ…アリスか、あいつには困ったものだ。」
メリディス「父上…勇者を召喚しアリスに向けてはいかがでしょうか？」
大魔王「何!!勇者を…しかしな…」
メリディス「一応アリスも魔王の端くれならば勇者と戦う事で魔王として目覚めるかと。」
大魔王「やるだけやってみようか…。」
メリディス「（ニヤリ）」
そして…人間界から一人の人間が召喚された。
ユウト「んっ…俺は…ここは一体？」
？「気がついたようだな…」
ユウト「あんたは？」
？「私か？私は大魔…むぐっ!!」
？「正体ばらしてどうするよ!!」
？「そうだったな…、あっいや失礼、私は天界の王だ！」
ユウト「はぁ…で？天界の王さまが何か用でも？」
天界の王「うむ、実は私の娘…いや失礼、悪質なる魔王がとある国におる、それを倒して欲しいのだ！勇者としてな…」
ユウト「胡散臭いなぁ～？」
天界の王「魔王を倒したあかつきには好きな褒美をとらせよう！」
ユウト「まじか!!でも魔王だろう？」
天界の王「なぁに、心配はいらないさ、そこにある勇者専用の装備を着て行けば大丈夫！」
ユウト「はぁ…わかったよ、倒してきたら車くれよ!!」
天界の王「車？なにそれ？」
？「人間界の物ですよ！」
天界の王「おぉっ！わかった、約束しよう!!」
ユウト「じゃあやるかね、魔王退治！」
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