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なんというか、白川のおじいさんの目は、強い協調性のようなものが色濃く映っていた。
そんな白川に、あくまで命は作り笑いをした。
「よし!今からもう一局!
7子置きでやってみるか!」
白川が言うと、白川含む碁会所の人々は笑った。
今の手合いが9子置きで命の辛勝。
いきなり置き石を2も減らしては、彼女は無慈悲に打ちのめされてしまう。
だから、白川を含めた碁会所の人々は、当然それを断るものと思っていた。
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