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沙姫から呼びだしがあっていつもの店に向かった…
扉の向こうはいつものように華やかな場所
店長から呼びとめられた
信也が体調悪いから薬買ってきてくれる?
信也はこの店のバイトしてて、閉店後に何回かみんなでご飯食べに行ったりした。それに年も近かったからよく隣に座って話してた…
『風邪薬持ってるよ…』信也に渡すとぐったりした表情。
ありがとう…
大音量のカラオケが流れている中…薄暗いソファ隣で信也がうずくまって眠ってた。
店長に頼まれて始発電車の改札口まで送っていくと…
信也がこのまま家に…
と言いながら切符を二枚買って渡された…
頭の中でラストソングが…流れていた。
敷きっぱなしの布団に倒れ込み重なり合う唇には 始まりと終わりを告げている気がした…
うまらない心は新しい恋より深かったから‥
信也の優しい瞳に少し甘えてたのかもしれない…
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