∞第3章∞
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紅葉が始まり街が黄金の季節になって… 一枚の銀杏の葉がひらひらと舞下りてきた。 読みかけの本に挟んで栞にした。 あの頃は素直になれなくて… 一度も言葉にしなかったね… 好きって言葉に軽い気がしてたから… 別の人には好きよ…って言えたのに… 広斗には言えなかった…
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