∽第1章∽

3/8
前へ
/32ページ
次へ
時計を見るとPM8時。 『そろそろみんな盛り上がってる頃かなぁ…』 ドアを開けようとするタイミングで内側から開いたので、思わず倒れてしまった。 男の人が手を差し延べ、「ごめん…大丈夫?」 そこに友人の沙姫が、なにやってんの…早く…みんな待ってるよ♪と連れていかれながら、頭をさげるだけが精一杯でなにもいえずにいた。 今でも彼のコロンの香は、忘れられないでいます… シンデレラタイムはあの頃には存在しなかった。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加