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晃
「和也、お前本当にウンディーネ(水先案内人)になるつもりか?」
和也
「えっ?いや、俺は・・・・」
俺はそのまま黙ってしまった、そうだよ俺は別にウンディーネ(水先案内人)になるつもりはない。
晃
「どうした?答えられないのか?」
和也
「俺は・・・・ただ、このアクアで自分が変われるかもしれないと思って今此処にに居るんです、ウンディーネ(水先案内人)にはなってみたいとは思います」
晃
「・・・・そうか、ならこの話しは終わりだ♪」
和也
「えっ?あの、終わりって?」
晃
「お前がウンディーネ(水先案内人)になりたい気持ちがあるんなら、その気持ちを大切にして過ごせばいいさ、幸也と同じようにしろとは言わん」
そう言うと晃さんは藍華ちゃんを猫の首筋を持ち上げたように、引っ張って家から出て行った。
和也
「・・・・」
幸也
「和也・・・・」
幸也は優しく俺の肩に手を置いた、アリシアさん灯里ちゃんは何故か微笑んでいた。
和也
「あの~一体何が?」
アリシア
「それは、内緒よ♪」
和也
「ええーーーっ」
その後、俺達はリビングに戻り朝食を食べた。
そして今は部屋に戻っている、幸也は買い物に出掛け更にアリシアさんは会合に行ったらしい灯里ちゃんは・・・・これまた外のテーブルでお昼寝中だった。
和也
「なんだが、アクア・アルタの日はみんなのんびり過ごしてるんだな~」
俺はそう言ながらパソコンに大学での提出された課題をしていた、その時だ。
アリア社長
「ぷ~にゅぷい」
和也
「あれ?アリア社長、どうした?」
足元から声がしたので見てみたらアリア社長が何故か目を輝かせていた。
和也
「もしかして、外に行きたいのか?」
アリア社長
「ぷちゃ~~」
どうやらその通りのようだ、あれ?みんな敬語で話してるのに普通に話してるのは俺だけか?。
和也
「あの~アリア社長、もしかして幸也と同じように敬語で話した方がいいのかな?」
アリア社長
「ぷぷ、ぷい」
アリア社長は首を横に振った、なんでだろう?。
和也
「じゃあ、社長は付けて呼ぶけどいいのか?」
アリア社長
「ぷいぷい♪」
どうやら良いらしい・・・・てかほんとに良いのかよ?!。
和也
「・・・・わかった、それじゃ出掛けるか」
アリア社長
「ぷいにゅ!!」
俺はアリア社長と下に降りて、そしてアリア社長を小さいゴンドラに乗せ出掛けようとしたときだ。
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