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2.またまた、マーメイド①より。
もし、ブラッドがティアに抱き付いていたところに、シルクが乱入してきた場合
慌てるティアを気にもせずブラッドは、彼女の首筋に顔を寄せたまま、不機嫌そうに返事をした。
「“何だよ”じゃなくて、離して!!」
「えー…なんでだよ?……別にいいじゃねーか、何か減るもんでもねぇし」
「いや、私の精神力が羞恥で、今も確実に擦り減っていってるから!!」
ティアがブラッドに対して、全力でツッコミを入れた。
すると、ブラッドは不満たらたらの顔で、彼女を真っ正面からジッと見つめた。(かなり顔の距離が近い…(笑))
ベリッ、ドカッ、ゲシッ!!
「サッサと離せ、このヘタレが(黒笑)そして、顔が近い!(怒)」
「え!?(驚)」
「~―――――っ💢(怒)」
ひとまず、今から先程起こった出来事を箇条書きで説明させていただきます。(by 作者)
① まず最初に、シルクが裏技的なモノを使って出てきた。
↓
② かとおもったら次の瞬間、ブラッドからティアを引き離して、回し蹴り。
↓
③ そして、ティアを抱き寄せたあと、足元のブラッドを踏みつけて、ティアに見えないように、黒笑。
↓
④ 更に、ティアに聞こえないように、彼女に耳栓をした後、ブラッドに向けて暴言+足をグリグリ。
↓
⑤ 突然の事にティアは驚き、ブラッドはかなりの怒りで声も出ない。
「えと、シルク(汗)?」
「はい、何でしょうか(ニッコリ)」
(野郎……っ💢)
耳栓を外したティアに話しかけられて、シルクはこれはもう見事な素敵笑顔を向けた。
無論、その間もブラッドをいたぶるのは忘れていない(笑)
(勿論、ティアには見えていない)
そのため、足元で踏まれているブラッドは怒り心頭、今にも暴れ出しそうだ。
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