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彼女はほの暗い部屋に一人佇んでいた
その顔は絶望に満ちている。
彼女の手にはメール画面が着いたままの携帯が握られていた。
ガタッ
押し入れから不気味な音がなる…
彼女は押し入れを見つめながら不気味な笑顔を浮かべた。
ガチャ…
ガラガラ…ガラガラ…
押し入れが自然に開いた
「私の居場所…見つけ」
ガシッ
彼女が何かを言いかけた途端
暗闇から現れた不気味な白い手により彼女は押し入れの中に引きずり込まれた。
ドンッ
勢いよく押し入れが閉まる
押し入れの中からば不気味な笑い声が聞こえた。
床には彼女の携帯が落ちていた
画面には
『次は杏里の番』
と表示されていた。
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