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杏里は床にひざまづいた。
杏里「いや…」
母「お家に連れていってあげるからね」
杏里は奮えながらお母さんの足元に目をやった
杏里「あっ…キャァァァァ!」
そこには不気味な血まみれの顔が横たわっていた
杏里「あっ…いや!」
「ア゛ア゛ァァァァァァア゛ア゛ァァァァァァ」
不気味な女は床をはいつくばりながら杏里に近づいてくる。
杏里「あっ…あっあぁ…いや、いやぁぁぁ!」
「ア゛ア゛ァァァァァァ、ア゛ア゛ァァァァァァ」
杏里はリビングの隅にあるテレビに背中がぶつかる
「ア゛ア゛ァァァァァァ、ア゛ア゛ァァァァァァ」
杏里「来ないで…来ないでぇぇぇぇ!!!!」
ガシッ
杏里「ひぃっ!」
杏里が恐る恐る上を見上げた
「ア゛ア゛ァァァァァァ、ア゛ア゛ァァァァァァ」
杏里「ギャァァァァァァァァ」
不気味な女は杏里の顔をわしずかみにするとテレビの中に引きずり込んでいった
床には杏里の携帯が落ちたまま
その画面には
「次は里沙の番」
とかかれていた。
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