第二話 ドクター白蛇

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玉と出逢ってから数日過ぎたある日。 四月十九日月曜日。 岬「学校行ってくるからな」 玉「はい、留守は任せろです」 玉はあの日から僕の部屋に居座っている。しかも全く外に出ようとしない。理由を聞いても言葉を濁してそれで終わりという状態だ。 まぁそのうちわかるか。 ところで話は変わるが、 狐に憑かれた僕なのだが、その能力は驚くべき物ばかりだった。 火を吐いたり、妖気を感じたり、神の皆様とお話しする事ができたり。 そんな事を考えながら歩いていると学校が見えてきた。 アパートから二十分弱。 遠くもなく近くもなくお手頃な距離である。
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