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マ「先生とかは今回誘導だけで脅かし役いないんだよ」
棗「…。」
何故だろう。この恐怖感はどこかで味わったような気がする…。
自分の番になり、先生から渡された懐中電灯をしっかり握る。
50m毎にろうそくがあるだけでそこまで明るくない。ろうそくが道標になっているようだ。
実「…?何かしらコレ…」
実はそれを握り懐中電灯の光を頼りに見る。
大きなリボン。
茂「うわぁぁ!!」
奥から茂の悲鳴が聞こえた。
棗「!?」
実「…?」
二人は声がした方へひたすら走った。
棗「茂!!」
着いた場所は丁度祠。
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