442人が本棚に入れています
本棚に追加
アルスは自分のキャラが崩れる程カイルのことが好きなのか...
と二人が出ていった扉に寄りかかっていたヴァンが目に涙を溜めながら思っていた
「ヴァン君...」
シーゼルはそんな姿になんて声をかけたらいいか分からず名前を呼んでしまった
「大丈夫...分かってたから...
はぁ...実際現実突きつけられるときついな...」
ヴァンは心配するなとシーゼルに笑顔を見せた
「ヴァン君無理しなくてもいいよ?」
笑顔を見せたといっても今にも泣きだしてしまいそうな顔をしている
そんなヴァンにシーゼルは抱き着いた
「シーゼル...?」
ヴァンはその行動に驚いて名前を呼んだ
「泣きたいなら泣いたほうがいいよ...ね?」
「......っ...サンキューな...」
ヴァンはシーゼルにしがみつくようにように泣いていた
.
最初のコメントを投稿しよう!