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だけど、信じられないことが起きました。私の気持ちとは裏腹にさきこちゃんは゛(仮名)さゆりちゃん〝にそのことを話していた。さゆりちゃんとは小学校が同じでクラスも一緒になったことがある子です。私はさきこに゛秘密〝と言ったのにさゆりちゃんに話をしていたのが知らなくて次の日の音楽の授業の時間にクラスの前のみんなの前で…。
「゛(仮名)山田君~〝!!みなみが好きだって~♪」
…と、言ったのです。仮にも友達が『秘密』と言ったのにクラスのみんなの前で言いますか?あなたはどうですか?友達だと思っていた子に言われたら、どう想いますか?友達だと思っていたのに…その気持ちを踏み滲んで私がどれだけ傷ついたか分かりますか?
私はそんな行動を取った二人を見て悲しくなって泣きました。人はこんなにも簡単に傷つけて裏切られるのですね…。先生も吃驚していたが、私の傷ついた心は痛むばかりで泣いても泣いても涙が流れ落ち止まらなかった。泣いたら、負けだと思っていたのにその気持ちを遮って勝てなかった。さきこもさゆりちゃんはそんな私を見て謝って来たが、私はふたりが許せなかった。このふたりが信じられなくなりました。たぶん一生懸命許しません。謝って来たってこの日の出来事が無くなるワケじゃないから…。
中学一年はこんな最悪な形のままで終わりました。
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