プロローグ

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 クラクションと激突の音が聞こえた瞬間。  彼はバイクから飛ばされ、歩道に向かい落ちていった。  本の数秒なのに彼にはすごく遅く感じられた。  地面に倒れ、目を覚ますと視界には赤い血が地面に広がっていた。  不思議と痛みはないが、意識が朦朧としていた。  彼の視界は真っ暗になっていった。
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