超電磁砲娘

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信号を渡ろうとしたのだが… …? シャッターが降りている? 可笑しいな と思ってると案の定、事件は起きた。 爆発音と共にシャッターが吹き飛び三人組の強盗らしき人物達が出て来る。 近くには幼い女の子が転んで動けないでいる。 衝撃で車がスリップし女の子目掛けて暴走している。 孝之「ヤバイってッ」 気付いた時には身体が動いていた。 少女が引かれる前には間に合ったが助ける時間は残ってなかったようだ。 …仕方ない。 孝之「身体丸めてッ」 女の子を抱き込み車に背を向ける。 あの速さなら死にはしない…ハズ。 ドゴン ってな感じの音が聞こえた。 痛みを感じない。ってか轢かれていない。 一瞬で死んだんじゃ、とも思ったが違った。 「アンタ大丈夫」 と、声が聞こえた。 目を開けて上を見るとさっきの常盤台の女の人だ。 「ったく、守れないのに無理すんなっての」 はぁ、とため息をつく女。 …誰!?
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