永遠の太陽

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9月20日、今日は彼女の誕生日 僕はまだ日も昇っていない時間に、彼女を連れて山を登っている 「こんな時間に何処にいくと?それにルビーが山登りなんかおかしいったい」 ふふっ、まったく言う通りだ 「まぁ、僕は君みたいな野生人じゃないからね」 それでも登る理由があるんだけど…… 「なんねっ、そうやって人をバカにして」 サファイアは頬を膨らませて怒る この程度のケンカは日常茶飯事 大抵すぐに機嫌も戻る きっと彼女も僕が心からそう言っている訳じゃないとわかってるからだろう
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