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「廉!」
優希がパスを出す。
「ナイスパス!大地!」
「ナイスパス!剛!」
「オッケー!シュート!」
オレのシュートが決まった。
この試合はオレたち4人の活躍で圧勝だった。
もう1人?
ああ、なんかオレらバスケットなのにゴールキーパーがいたな。
そして優希の足を手当てしてもらうために病院にきている。
「やあ、優希ちゃん。今日はどうしたの?」
ちょっと待てぇぇぇい!
優希は今、男の格好なのに、なんで女って分かるんだ!?
そして、優希の手当てが終わり、帰り道。
「なぁ、優希。あの医者なんで優希が女って分かるんだ?」
優希は一瞬険しい顔をしたがすぐにいつもの顔に戻った。
「ああ、あの人は精神科の先生で私もお世話になってるから。」
「精神科?どっか悪いのか?」
「そっか...。剛には話しとかないといけないね。今から剛の家いい?」
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