優希の過去

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~剛視点~ 「なんでオレにだけは優希が本当は女の子だって知ってていいんだ?口止めもしてないだろ?」 だって不思議だろ? オレって口軽いし。 「それは....」 優希はつらそうにしている。 聞かないほうがいいのかな? 「優希?言いたくなかったら言わなくてもいいぞ。」 「いや、剛には言わなきゃ。」 優希は深呼吸した。 「だって剛なら大丈夫だと思ったから。」 「そっか。」 じゃあ優希が危ないときはオレが守ってあげなきゃな。 「兄貴ー!ご飯できたよー!優希ちゃんもどうぞー!」 グッドタイミングだ、舞。
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