21人が本棚に入れています
本棚に追加
~剛視点~
「なんでオレにだけは優希が本当は女の子だって知ってていいんだ?口止めもしてないだろ?」
だって不思議だろ?
オレって口軽いし。
「それは....」
優希はつらそうにしている。
聞かないほうがいいのかな?
「優希?言いたくなかったら言わなくてもいいぞ。」
「いや、剛には言わなきゃ。」
優希は深呼吸した。
「だって剛なら大丈夫だと思ったから。」
「そっか。」
じゃあ優希が危ないときはオレが守ってあげなきゃな。
「兄貴ー!ご飯できたよー!優希ちゃんもどうぞー!」
グッドタイミングだ、舞。
最初のコメントを投稿しよう!