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そのころ竜と俊二と謙介は…
「俊二ほんとにこの道であってんのかよー」
「あってると思ったんだけどなー…」
「絶対違うだろ。周りに草しかないぞ。道なんてないし…あきらかにおかしいだろ!」
謙介は少し苛立った。
「お前ら、知らねーのか」
「ここ近道なんだぜ!」
(絶対嘘だ!!)
しかし、ワクワクすることが好きだった竜は勢いで言ってしまった。
「楽しそうだからいってみようぜ!なぁ謙介!」
「本気か!?俺はもうしらねーからな」
その一言が悲劇の修学旅行の始まりだとは知らずに…
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