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走って探していると、
図書室の奥の机で
本を置いてうつ伏せで寝ている
ジュンロを見つけた。
「ジュンロ!!」
「…チャンミン?どうして…」
「つい屋上行ったと思ってたから、屋上行ったらジェジュンしかいなくて…心配したよ。」
「ごめん。迷惑かけて。」
「ううん、何読んでるの?」
「ミステリー小説」
「あ、俺それ知ってる!!面白いよね。」
「うん。」
すると次の授業の鐘が鳴った。
キーンコーンカーンコーン…
「チャンミン、授業行かなくていいの?」
「…サボっちゃおうかな。今日だけ。」
「でも…」
「いーの。つまんない授業より、面白い本読んでた方が楽しいし。」
「チャンミンがそういうなら…」
「それの犯人教えてあげようか?」
「だめ!!今いいとこ!!」
「シーッ!!ここ図書室!!って言っても授業中だから誰もいないけど…ってか俺来たとき読んでなかったじゃん…。」
「絶対言っちゃだめ!!」
「それはぁ…」
「だめ!!」
ジュンロは
手で俺の口をふさいだ。
どうやら相当
言ってほしくないらしい。
なんでかわかんないけど、
この時間がすっごく楽しかった。
ずっと続けばいいのに。
そう思えた。
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