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2通目の手紙は
お互いの晴れ姿を
初めて見たあとの
デートの時だッた。
晴れ姿…
簡単に言えば…特攻服姿…
今思えば
"若気のいたり"と言う言葉が
頭の中に浮かぶくらい
恥ずかしく思える…。
そンな晴れ姿を
目の当たりにした裕介は
別に…引き気味でもなく
その逆だッた。
自分もヤンキーだからか
私の姿を見て
納得はしていた。
晴れ姿を見せてから
いつも会う曜日…
週末の土曜日が近付いてた。
金曜日…午後10時半に
裕介から電話が来て
週末の話をした。
そして土曜日…
普段と変わらない態度で
私達はデートを楽しンだ。
「ありがとう!!」
家の前に付き
私は裕介にメットを渡した。
それと同時に
裕介は臼ピンク色の
封筒を私に渡した。
「…何?」
「いいから受け取れよ!!」
言われるまま受け取ると
「じゃぁな!!(笑)」
私が何か言うよりも先に
裕介は帰ッて行ッた。
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