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その封筒は
前に貰ッた手紙の
封筒に似ていた。
臼ピンク色の封筒には
赤いバラの花弁が
空から枚散る絵が
書かれていた。
「封筒の趣味は絶対的に
絢音ちゃンだろうなぁ…」
絢音は裕介の弟である
真人の婚約者。
花嫁修業を兼ねて
裕介らの実家に
同居している。
私と絢音は
まだ会ッたことはなく
裕介の話しによると
真人&絢音も
裕介らと同じチームに
所属していて
人見知りする性格だし
気が強いと
いつも言ッていた。
「会ッてみたいなァ…」
裕介との電話や
会う度に
絢音の話が出たからか
興味があッた。
「…そのうちな!!」
いつも裕介は
そう言ッていた。
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