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裕介がツーリングに
行くようになり
1ヶ月が過ぎた。
「今度の週末は
会えるかな…」
私はそう期待して
裕介に電話をした。
裕介に電話をした私は
何気なく…
次の週末の話をしたが
裕介からは思いもしない
一言を言われた。
「ごめん…。
先約があるんだよな…」
「はぁ~??
またツーリングなの??」
「まぁな!!
もう少し早めに
電話してくれたら
予定入れなかったのに…」
「それならそうと
裕介から電話くれたら
よかったのに…。
いつもいつも…
ツーリングばかり行って
最近なんて全然
会えてないじゃん!!
いい加減にしてよ!!
もう限界…」
「何だよ…
お前だってツーリングのこと
理解しただろ!!
今さら何ってンだよ!!」
「そんなにバイクに
ベッタリしたいなら
彼女にしたら!!」
「そんなこと言うなら
お前とは無理だな…。」
「何それ…!!
もう…いい!!」
私は裕介の返事を
聞く前に
電話を切った。
こんなに…
裕介を好きなのに
あいつの頭の中は
バイクのことで
いっぱいだった…。
裕介と喧嘩をするなんて…
しかもバイクのことで
喧嘩になるなんて…
気分は最悪だった…
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