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メールを送ッてから
数分後…
裕介から電話が来た。
「起きてたか??」
声を聞いた瞬間
私は"ブッ"と
吐き出してしまッた。
「お前…
何で笑うンだよ!!」
笑いを堪えていたことが
バレてしまい
少し怒り気味の裕介。
「ゴメン…ゴメン。
いやぁ…あまりにも
不器用な手紙で
ビックリしちゃッた!!」
「言ッてンなよ!!
あれでも一生懸命に
書いたわけだし…」
少しスネ気味の口調で
話す裕介の顔が
私の頭の中に浮かび
また笑ッてしまッた。
「いつまで笑ッてンだよ!!」
「あははは!!!!
ゴメンッてば!!!
でも嬉しかッたよ…私。
ありがとうね…裕介。」
「おう…!!
もう二度と書かねぇかも…。
文章考えるのッて
難しいからよ…。」
「え~!!!
また書いて欲しい(笑)!!」
「笑ッてンな!!!!」
こンなマッタリとした
時間がお互いに
感じれるとは
知らなかッた。
裕介となら
これから先に
辛いことや苦しいことが
起こッたとしても
乗り越えて行ける気がした。
あの時は
本当に…そう思ッた。
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