彼との同居

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真人はそんな私に関わらず、また唇を重ねてきた… 「ン…ンンンッ…」 喘ぎ声を出す私。 真人の濃厚なキスだった。再び、舌が入る… とてつもない、快感に耐えられなくなった私は、足をばたつかせて、体をくねらせてしまう… その途端、真人は唇を離した。 「ごめん…痛かった…」 「ううん…いいの…私が言ったから…」 さすがに真人もすっかり上気して、顔が赤く染まっていた…きっと私もだ… 「好きだよ…絵里加…」 「私も……」 私たちは抱き合った。思い切りの力で… 「絵里加、風呂どうする?」 「いつ…入れたの…?」 「節約で昨日の残り湯だけどいい?」 一緒に入る?と言っているように聞こえたが…私は 「いいよ…先に入って…」 「いいのか…?」 「うん…」 「お先に…」 真人は私の上から退くと、お風呂に行ってしまった。 でも彼より先に入ったら、間違いなく、のぼせるだろう。下手をすれば、鼻血が出るかもしれない… 私の今の心臓は真人とのキスで高鳴っていた… …………ッッッッ 携帯のバイブで私の世界を壊される。 携帯を買う時、番号を変えなかった事を私は、ひどく後悔した… 着信相手は… 愛だった…
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