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i.side
仕方がなかったんだ
渉への別れ話は
実際のところ、渉の全てを愛している俺にはつらかった…
「わた…るぅ…グズッ」
俺が社長の息子じゃなきゃ、長男じゃなきゃ
一緒にいれたかも知れない
渉…ごめん
俺は呪われた人生をもっているんだ
親の言葉に従わなくては…
渉は…今でも俺を愛していますか?
俺は愛しています…
『恭平様…晴れて私達も“夫婦”なのですね////』
やめろ
俺とお前は夫婦なんかじゃない
やめろ…!!
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