旅立ち

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しばらく歩き続けると、 ゴーン、ゴーン と、鐘の音が響いてきた。 「うわ~なんかやな予感」 一人、ゴチていると次の街が見えてきた。 森に、隣接する形で作られた、林業で生計をたてる『コッペ村』 林業が盛んなおかげなのか、それとも、魔物達の進入を防ぐ為なのか、村の周りには、頑丈そうな木の塀が作られていた。 入り口を開けて、そっと中に入ってみる。 頑丈な塀と門にしては、門番も誰もいない。 どうやら、村の中心に皆が集まっているようだ。
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