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~KOH-ICHI SIDE~
大学生になった僕はある日、女の不気味な歌声が、僕の耳元へと響きわたってきた。
手を伸ばせば その髪に
爪を磨げば 届きそう
ねじるように 捕まえて
飛び散るまで 目をあけて
誰かわかる? わかるでしょう?
辿り着けばきっと 見せてあげるわ
最後まで瞬く 悪い夢
こじ開けた唇 溢れるぐらい
垂れ流した愛を 詰め込んで
嘘には罰を 月には牙を
あなたに報いを
まだ抗議中なのに、恐ろしい唄が流れてくるなんて、怖くて全く集中が出来へん…。
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