55人が本棚に入れています
本棚に追加
「う…うぅん…もう朝ぁぁ…?」
珠ねぇは起きたようだ。
「た、珠ねぇ?」
「ほぇっ…?紅…ちゃん…?…紅ちゃん…紅ちゃん…!紅ちゃん!?」
俺をまたぎながら名前を連呼する。
(へ、へんなきぶんになってきた…)
……やぁ、息子よ。
「会いたかったよォォ!紅ちゃぁぁん~!」
珠ねぇは俺の首に腕を絡ませ、抱き着いてきた。
「わわっ!」
ぷにゅん!
珠ねぇのたわわな胸が俺の胸にかたちをかえて、やわらかい感触を伝える。
「紅ちゃん、会いたかったよォ!」
「落ち着け、珠ねぇ!」
そんな騒ぎに目を覚ましたのか、妹たちが起きた。
「おにぃちゃん…どうした…の……!!」
困惑した状態でこちらを見る蝉香、風香コンビ。
「紅ちゃぁぁぁん!!」
最初のコメントを投稿しよう!