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「おにぃちゃ~ん、風香ぁ~、できたよ~」
蝉香が一階から叫ぶ。
「おーッス、いこうぜ、風香」
「は、はいです!」
手をとりながら一階へ向かう。
「むぅ~、風香、おにぃちゃんと何かしてたわね~!」
「してませんよ、ムフフフ」
蝉香はほっぺを膨らませている。
「それならこっちも引き下がるわけはいかないよ!…おにぃちゃん、今日一緒にお風呂入ろうよぉ~」
「なっ、なにいってんだ!」
あやうく食べてるものをふき出しそうになった。
「ず、ずるいです!」
「なんでよ、風香はもう一人占めしたじゃない」
腰に手をあてて言う。
「…いや、そのまえに一緒入るって言ってねぇから!」
俺は必死に言う。
「蝉香だって成長したんだよ~、見たくないの?妹の成長した姿。ほらぁっ」
蝉香が自分の胸を手で揺らしている。
「せ、蝉香!」
蝉香は三年生とは思えない胸。
その一方、風香はひんぬー。
(落ち着け、俺!妹に欲情するな!スウゥー、はぁぁぁー…)
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