バカと悲鳴と日常風景

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「アキは朝から何て言うこというのよ!。」 「・・・これも毎日ぢゃな。」 「・・・・見え、見え!」 フワッ 「(ブシャァァァアアァ。)」 「・・・ムッツリーニも変わらんのぅ。」 「貴様ら、朝から何を騒いでいるんだ。HRを始めるからさっさと席に戻らんか!」 こうして、いつもと同じ日常が始まった。 ☆ 「よし!鐘が鳴るまで自習とする。しっかり勉強しておけよ。とくに吉井!」 「ハッ、ハイ」 「お前はとくにおとなしくしていろよ。」 と言って鉄人は、教室から出ていった。 「のぅ明久。今日は姫路がいないようぢゃが、お主は何か知っておるかの。」 「あれ、たしかに。姫路さんがいないね。(姫路さんがいないなんて、何かあったのかな。)」 「瑞希だったら、今日遅れてくるって、ウチに連絡があったわよ。」 「姫路が遅れてくるなんて、珍しいのぅ。」 「たしかに、いつもなら同じ時間に来るのに。美波は遅れてくる原因しってるの?」 「ううん。ただ遅れるって連絡がきただけ。それ以外ウチは知らないわ。」
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