ホームるーむ

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「かずくんっかずくん!」 家の近くの公園で 大きく手を降りながら 呼んでいるのは 隣の家は「水無月のぞみ」だ。 俺はのぞみの横に静かに座る。 そしていつも言うんだ。 「かずくんあのね 私かずくんのお嫁さんになるの!」 幼い俺はそのたびに 赤くなるのを隠しながら頷くのだった。
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