プロローグ

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「待って!!」 ジャングルに少女の声が響いてビーストは突然突進を止めて 立ち止まります。 「止まった?」 僕の前に現れたのは美少女 でした。 腰まである長い黒髪に何故か 着ている黒いドレス(ゴスロリって名前らしいです)そして 黒いドレスに不釣り合いな程 白い肌、明らかに美少女の部類に入るでしょう。 そんな美少女がビーストを たった一言で止めたので驚き です。 「大丈夫?」 美少女は僕の所に急いで 駆け寄って来ます。 「なんとか…」 僕が軽く手を挙げて返事を すると美少女は「よかった~」と笑いながらビーストを ジャングルに逃がしました。 しかし、このジャングルには 人間は居ないはず、何故なら さっきみたいなビーストや 食料になる木の実や野菜、 飲み水になる川なんかが無い からです。
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