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「…さ,佐倉!」
と,
蜜柑がルカの
ラビット姿を
頭に浮かべていた時
たった今
頭に浮かべていた人物の
声が聞こえた。
「え?…ルカぴょん?」
蜜柑は
キョロキョロと
見回すが
ルカの姿は確認できない。
「佐倉…こっち!」
ガサガサ…
茂みが少し揺れた,
蜜柑は
近くに寄ってみた。
そこには…
「ルカ…ぴょ…ん?」
蜜柑の
言葉が
疑問形になったのは
仕方ないと言えよう。
だって
そこには…
ルカぴょん,
という
あだ名にふさわしい…
うさ耳・うさ尻尾が
はえていた,赤面顔の
ルカが居たのだから。
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