入学

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━━ありがとう、皆。 私は本当に良い親友とめぐり会えたと思う。 言い過ぎれば運命の出会いって、私は思う。 ドタドタと誰かが階段を駆け上る音がしたので、私はとっさに携帯を閉じた。 「真保、もう七時三十分よ! 初日だから早くしなさいって、あれだけ……」 「はいはい、分かりました。」 半ば怒り気味の母親をすぐさま部屋から追い出す。 そして、私は一息ついた。
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