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二人の様子を伺い、
少し間をおいて
エイチェさんが口を開いた
「それではお二方とも、
さっそく仕事に取り掛かって
下さいまし?
暫くは仕事場も一緒なので、
内容を覚えて、
一日も早く慣れて下さいね、
アリアさん。」
そして無表情のまま、
エイチェさんは私に告げて
急いでいるのか、
さっさと部屋を
出ていってしまった。
(さっきからずっと…)
そう、
全く人らしい表情を見せない。
そのせいか、
酷く冷たく恐いイメージだけが
私の中に残った。
エイチェさんって…
もしかして、やっぱり、
怖い人なのかな…?
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