102人が本棚に入れています
本棚に追加
/206ページ
レヴィン・ロンサルト
ウィルのお付きの者、
所謂用心棒だ。
しかし、
レヴィンの優しそうな大人の
茶色く綺麗に澄んだ目は、
用心棒と言われるそれとは
見えないほどだ。
ウィル程ではないが、
こちらも中々の長身であり
ベージュのお城の衛兵の服が
よくお似合いである。
レヴィ「…それで?
なんかあったんですか??」
レヴィンは微笑みながら
しれっとウィルに投げ掛けた。
ウィル「何故…?」
ぎろり
と、一瞬レヴィンに目をやる。
レヴィ「見たら分かりますよ、
俺は。
それに
今の態度からみると、確実に
何かあったようですね。」
レヴィンは変わらず
微笑みながら返す。
そんな様子に
ウィルは益々滅入っていた。
.
最初のコメントを投稿しよう!