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ウィルはレヴィンから目をはなし、また大量の手紙に
目をやるのだった。
レヴィンは
そんな様子も気にせず
話しを続ける。
レヴィ「あ…もしかして、
とうとう婚約のお話でも
持ち掛けられてきたとか?」
ウィルは溜息をつき、
少し呆れ顔をしたが
特に何も返さない。
レヴィンはその様子から、
『No』という応えだととった。
そして、
ちょっと悪戯っぽい笑顔で
こう持ち掛ける。
レヴィ「それじゃあ…
新しい給仕チャンの事…かな?」
ウィルはピタ…と
手紙を持つ手を止め、
苦い表情を浮かべた。
その様子を見て、
レヴィンは苦笑いをして
また坦々と話しを続けた。
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