-rest#other side-

5/10

102人が本棚に入れています
本棚に追加
/206ページ
ウィルはレヴィンから目をはなし、また大量の手紙に 目をやるのだった。 レヴィンは そんな様子も気にせず 話しを続ける。 レヴィ「あ…もしかして、 とうとう婚約のお話でも 持ち掛けられてきたとか?」 ウィルは溜息をつき、 少し呆れ顔をしたが 特に何も返さない。 レヴィンはその様子から、 『No』という応えだととった。 そして、 ちょっと悪戯っぽい笑顔で こう持ち掛ける。 レヴィ「それじゃあ… 新しい給仕チャンの事…かな?」 ウィルはピタ…と 手紙を持つ手を止め、 苦い表情を浮かべた。 その様子を見て、 レヴィンは苦笑いをして また坦々と話しを続けた。 .
/206ページ

最初のコメントを投稿しよう!

102人が本棚に入れています
本棚に追加